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平成23年度特別問題

問題23

OSS(Open Source Software)の特徴のうち、適切なものはどれか。ここで、OSSはOSI(Open Source Initiative)によるOSD(The Open Source Definition)の定義に基づくものとする。

OSSはフリーソフトと同様に無償で入手できるが、商用システムの開発への利用は禁止されている。
OSSをパッケージ化したり、自社のソフトウェアを組み合わせたりして、有償で販売することができる。
システム開発で利用するためにソースコードを入手できるが、利用者がある数以上になるとライセンス料が発生する。
複製と改良は自由にできるが、改良したソフトウェアを再頒布することはできない。

OSS(Open Source Software)の特徴のうち、適切なものはどれか。ここで、OSSはOSI(Open Source Initiative)によるOSD(The Open Source Definition)の定義に基づくものとする。

OSSはフリーソフトと同様に無償で入手できるが、商用システムの開発への利用は禁止されている。
OSSをパッケージ化したり、自社のソフトウェアを組み合わせたりして、有償で販売することができる。
システム開発で利用するためにソースコードを入手できるが、利用者がある数以上になるとライセンス料が発生する。
複製と改良は自由にできるが、改良したソフトウェアを再頒布することはできない。

解答:イ

<解説>

オープンソースには、以下の定義(OSD:The Open Source Definition)が存在し、 その全てを満たして初めてオープンソースとして扱われる。

  1. 自由な再頒布
  2. ソースコードの公開
  3. 派生物が存在でき、派生物に同じライセンスを適用できること
  4. 差分情報の配布を認める場合には、同一性の保持を要求してもかまわない
  5. 個人やグループを差別しないこと
  6. 適用領域に基づいた差別をしないこと
  7. 再配布において追加ライセンスを必要としないこと
  8. 特定製品に依存しないこと
  9. 同じ媒体で配布される他のソフトウェアを制限しないこと
  10. 技術的な中立を保っていること
× 「6.適用領域に基づいた差別をしないこと」より商用システムの開発への利用は可能である。
「3.派生物が存在でき、派生物に同じライセンスを適用できること」より有償で販売することができる。
× 「7.再配布において追加ライセンスを必要としないこと」よりライセンス料は発生しない。
× 「1.自由な再頒布」より再配布はできる。