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平成29年度春季問題

問題10

キャッシュメモリのライトスルーの説明として、適切なものはどれか。

CPUが書込み動作をするとき、キャッシュメモリだけにデータを書き込む。
キャッシュメモリと主記憶の両方に同時にデータを書き込む。
主記憶のデータの変更は、キャッシュメモリから当該データが追い出されるときに行う。
主記憶へのアクセス頻度が少ないので、バスの占有率が低い。

キャッシュメモリのライトスルーの説明として、適切なものはどれか。

CPUが書込み動作をするとき、キャッシュメモリだけにデータを書き込む。
キャッシュメモリと主記憶の両方に同時にデータを書き込む。
主記憶のデータの変更は、キャッシュメモリから当該データが追い出されるときに行う。
主記憶へのアクセス頻度が少ないので、バスの占有率が低い。

解答:イ

<解説>

書込み命令が実行された時に、キャッシュメモリと主記憶の両方を書き換える方式のことを、ライトスルー方式(write through) ,キャッシュメモリだけを書き換えておき、主記憶の書き換えはブロックの入れ替え時に行う方式のことを、ライトバック(write back) 方式という。

ライトスルー方式
  • キャッシュへの書込みと同時に主記憶にも書き込む方式
  • キャッシュと主記憶の一貫性は常に保たれる。
  • 書き込みの高速化はできない
ライトバック方式
  • キャッシュから追い出された時点で主記憶へ書き込む方式
  • 主記憶への書込みが終了するまでキャッシュとの一貫性が保たれない。
  • 書込みも高速化できる。
× ライトバック方式である。
ライトスルー方式である。
× ライトバック方式である。
× ライトバック方式である。