必ず受かる情報処理技術者試験

当サイトは、情報処理技術者試験に合格するためのWebサイトです。
ITパスポート試験,基本情報技術者,応用情報技術者,高度試験の過去問題と解答及び詳細な解説を掲載しています。
  1. トップページ
  2. 応用情報技術者
  3. 平成29年度春季問題一覧
  4. 平成29年度春季問題41-解答・解説-分析

平成29年度春季問題

問題41

DNSキャッシュサーバに対して外部から行われるキャッシュポイズニング攻撃への対策のうち、適切なものはどれか。

外部ネットワークからの再帰的な問合せに応答できるように、コンテンツサーバにキャッシュサーバを兼ねさせる。
再帰的な問合せに対しては、内部ネットワークからのものだけに応答するように設定する。
再帰的な問合せを行う際の送信元のポート番号を固定する。
再帰的な問合せを行う際のトランザクションIDを固定する。

DNSキャッシュサーバに対して外部から行われるキャッシュポイズニング攻撃への対策のうち、適切なものはどれか。

外部ネットワークからの再帰的な問合せに応答できるように、コンテンツサーバにキャッシュサーバを兼ねさせる。
再帰的な問合せに対しては、内部ネットワークからのものだけに応答するように設定する。
再帰的な問合せを行う際の送信元のポート番号を固定する。
再帰的な問合せを行う際のトランザクションIDを固定する。

解答:イ

<解説>

DNSキャッシュポイズニングとは、DNSサービスを提供しているサーバ(DNSサーバ)に偽の情報を覚えこませる攻撃手法である。

攻撃が成功すると、DNSサーバは覚えた偽の情報を提供してしまうことになる。このため、ユーザは正しいホスト名のWebサーバに接続しているつもりでも、提供された偽の情報により、攻撃者が罠をはったWebサーバに誘導されてしまうことになる。

× 外部ネットワークからの再帰的な問合せに応答する必要はない。
再帰的な問合せに対しては、外部ネットワークから応答するように設定すると攻撃が容易になるので、内部ネットワークからのものだけに応答するように設定する。
× 送信元のポート番号を固定しても外部からの問合せを受けている限り、DNSキャッシュポイズニング攻撃を受ける可能性が高くなる。
× トランザクションIDを固定すると、DNSキャッシュポイズニング攻撃を受ける可能性が高くなる。。

キーワード