必ず受かる情報処理技術者試験

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平成16年度秋季問題

問題7

ある工場で製造している部品の長さの誤差は,平均 0 mm,標準偏差 0.5 mm の正規分布に従っている。誤差の許容範囲が±1 mm のとき,不良品の発生率は何%になるか。標準正規分布表を用いて最も近い値を選べ。

2.3
4.5
5.4
15.9

ある工場で製造している部品の長さの誤差は,平均 0 mm,標準偏差 0.5 mm の正規分布に従っている。誤差の許容範囲が±1 mm のとき,不良品の発生率は何%になるか。標準正規分布表を用いて最も近い値を選べ。

2.3
4.5
5.4
15.9

解答:イ

<解説>

  1. 確立変数を求める。確率変数は, (データ値-平均値)÷ 標準偏差で求めることができる。
    平均0mm,標準偏差0.5mm,データ値+1mmの場合
    確率変数(u)=(1-0)÷0.5=2
  2. 確率変数が2のときの分布関数値は0.9773
    これは,良品である確率なので,不良品の確率は1-0.9773 = 0.0227
  3. 正規分布は平均値を中心とした左右対称の分布なので,-1mmの場合も同様である。
    よって,0.0227×2=0.0454(≒4.5%)

よってイが正解である。