必ず受かる情報処理技術者試験

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平成18年度秋季解答

問題66

フィッシングの手口に該当するものはどれか。

Webページに入力した内容をそのまま表示する部分がある場合、ページ内に悪意のスクリプトを埋め込み、ユーザとサーバに被害を与える。
ウイルスに感染したコンピュータを、インターネットなどのネットワークを通じて外部から操る。
コンピュータ利用者のIPアドレスやWebの閲覧履歴などの個人情報を、ひそかに収集して外部へ送信する。
電子メールを発信して受信者を誘導し、実在する会社などを装った偽のWebサイトにアクセスされ、個人情報をだまし取る。

解答:エ

<解説>

フィッシングとは、金融機関などからの正規のメールやWebサイトを装い、暗証番号やクレジットカード番号などを詐取する詐欺である。

× クロスサイトスクリプティングに関する説明である。
× バックドア型ウイルスやボットウイルスに関する説明である。
× スパイウェアに関する説明である。
フィッシングに関する説明である。

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問題67

セキュリティプロトコルSSLの特徴はどれか。

SSLはWebサーバだけで利用されるセキュリティ対策用のプロトコルで、ネットワーク層に位置するものである。
SSLを利用するWebサーバでは、そのFQDNをディジタル証明書に組み込む。
個人認証用のディジタル証明書は、PCごとに固有のものを作成する必要がある。
日本国内では、政府機関に限り128ビットの共通鍵長のディジタル証明書を取得申請できる。

解答:イ

<解説>

× SSLはWebサーバだけで利用されるセキュリティ対策用のプロトコルで、トランスポート層に位置するものである。
SSLを利用するWebサーバでは、そのFQDNをディジタル証明書に組み込む。FQDN(Fully Qualified Domain Name )は、 インターネット上で、ドメイン名やホスト名を省略しないで指定した形式である。
× 個人認証用のディジタル証明書は、PCごとに固有ではなく個人ごとに固有のものを作成する必要がある。
× 日本国内では、政府機関に限らず128ビットの共通鍵長のディジタル証明書を取得申請できる。

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問題68

経済産業省が策定した”ソフトウェア管理ガイドライン”はどれか。

アプリケーションソフトウェアの開発工程で、開発管理者が最低限実施すべき事項を取りまとめたもの
ソフトウェアの違法複製などを防止するために、法人、団体などがソフトウェアを使用するに当たって実施すべき事項を取りまとめたもの
ソフトウェアの品質保証のために、ソフトウェア管理者がチェックすべき事項をガイドラインとして示したもの
ソフトウェアパッケージの適正な利用を促進するために、ソフトウェア管理者が策定すべき管理規則や、ソフトウェアの利用手順のひな形を示したもの

解答:イ

<解説>

ソフトウェア管理ガイドラインとは、ソフトウェアの違法コピーなどを防止するため、法人や団体などを対象として、ソフトウェアを使用するに当たって実行されるべき事項をとりまとめたもの。通産省(現経済産業省)が1995年に策定した。

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問題69

OMGが標準化したUMLはどれか。

オブジェクト指向を用いたソフトウェア開発で使用されるモデリング言語
オブジェクトをほかのプログラムから利用するためのインタフェースの記述言語
表の定義やデータ操作などを行う関係データベースの操作言語
文書やデータの意味や構造を記述するためのマークアップ言語

解答:ア

<解説>

UMLに関する説明である。
× IDL に関する説明である。
× SQLに関する説明である。
× XMLに関する説明である。

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問題70

縦・横方向に情報をもたせることによって、1次元シンボルよりも多くのデータを記録することができるコードはどれか。

Code128
ITFコード
JANコード
QRコード

解答:エ

<解説>

QRコードとは、2次元バーコードとも呼ばれ、3つの検出用シンボルによって、方向を検出し大量のデータを読み出すことができる。

  • 数字以外にかなや漢字の表示ができる。
  • 一部が読み出せなかったときのエラー訂正機能をもつ
  • 3 個の検出用シンボルにより,回転角度と読み取り方向を認識し,360 度全方向からの読取りが可能。

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