必ず受かる情報処理技術者試験

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平成23年度特別解答

問題11

製造業のA社では、製品の組立てに必要な部品を購買している。A社では、自社の仕入金額全体に占める割合が大きい部品を、重点的に在庫管理を行う対象として選びたい。このとき利用する図表として、適切なものはどれか。

ガントチャート
管理図
特性要因図
パレート図

解答:エ

<解説>

× ガントチャートとは、縦軸でタスクを表し、横軸に日時(時間)をとって、横棒で行う期間及び進捗状況等を視覚的に示すことができる図である
× 管理図は、時系列データのばらつきを折れ線グラフで表し、管理限界線を利用して客観的に管理する図である。
× 特性要因図は、原因と結果の関連を魚の骨のような形態に整理して体系的にまとめ、結果に対してどのような原因が関連しているかを明確にする図である。
パレート図は、データを幾つかの項目に分類し、横軸方向に大きさの順に棒グラフとして並べ、累積値を折れ線グラフで描き、問題点を整理する図である。

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問題12

技術ロードマップに関する記述のうち、適切なものはどれか。

過去の技術の変遷を整理したものであり、将来の方向性を示すものではない。
企業や産業界の技術戦略のために作成されるものであり、政府や行政では作成されない。
技術開発のマイルストーンを示すものであり、市場動向に応じた見直しは行わない。
事業戦略に基づいた技術開発戦略などを示すものであり、技術者だけが理解すればよいものではない。

解答:エ

<解説>

技術ロードマップとは、技術の開発に関わる人々が、技術の将来像について、科学的な裏付けのもとにコンセンサスを形成する作業である。

× 技術ロードマップは、将来の方向性を示すものである。
× 技術ロードマップは、政府や行政からも作成される。
× 技術ロードマップは、市場動向に応じた見直しが行われる。
技術ロードマップは、事業戦略に基づいた技術開発戦略などを示すものであり、技術者だけが理解すればよいものではない。

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問題13

それぞれの企業が保有する経営資源を補完することを目的とした、企業間での事業の連携、提携や協調行動を表すものはどれか。

M&A(Merger&Acquisition )
アウトソーシング
アライアンス
事業ポートフォリオマネジメント

解答:ウ

<解説>

× M&A(Merger&Acquisition )は企業の合併・買収のこと。新規事業や市場への参入,企業グループの再編,業務提携などを目的とし行われる。買収先企業がもっている技術やノウハウや市場シェアを一気に獲得することができる。
× アウトソーシングは、自社の業務過程の一部を、より得意とする外部の企業に委託することである。
アライアンス(Alliance:同盟/連合)は、企業間提携や複数企業の提携や協力体制のことである。
× 事業ポートフォリオマネジメントは、市場の成長率と自社の持つ市場シェアの比率の最適なマッチングを計り、成長を実現するための理論である。

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問題14

組込みシステムの特徴の一つであるリアルタイム性の説明として、適切なものはどれか。

いつでもどこでも必要な時間に必要な場所で使用できる性質
定められた時間の範囲内で一定の処理を完了する性質
制約の厳しいリソースの範囲内で一定の処理をこなす性質
制約の厳しいリソースの範囲内でトラブルなく稼動する性質

解答:イ

<解説>

組み込みシステムでは、処理に時間的な制約が課せられる場合がある。

決められた時間内に処理を完了しなければならないことをリアルタイム性といい、リアルタイム性が求められる処理を「リアルタイム処理」という。

よってイが正解である。

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問題15

気温と売上高の関係が負の相関となっているものはどれか。

解答:イ

<解説>

× 正の相関である。
負の相関である。
× 相関なしである。
× 相関なしである。

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