必ず受かる情報処理技術者試験

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平成25年度春季問題

問題8

RFIDのパッシブ方式RFタグの説明として、適切なものはどれか。

アンテナから電力が供給される。
可視光でデータ通信する。
静電容量の変化を捉えて位置を検出する。
赤外線でデータ通信する。

RFIDのパッシブ方式RFタグの説明として、適切なものはどれか。

アンテナから電力が供給される。
可視光でデータ通信する。
静電容量の変化を捉えて位置を検出する。
赤外線でデータ通信する。

解答:ア

<解説>

RFID(Radio Frequency IDentification)は、ID情報を埋め込んだRFタグから、電磁界や電波などを用いた近距離(周波数帯によって数cm~数m)の無線通信によって情報をやりとりするもの、および技術全般を指す。

RFタグはアクティブ型とパッシブ型に大きく分けられる。

アクティブ型タグ
電池を内蔵し数十メートルといった長距離でも通信することが可能である。
電池寿命やタグ1枚当たりの単価が高くなることが問題である。
パッシブ型タグ
電池を内蔵していない為、短距離での通信となる。
小型化・薄型化が容易で物理的に破損しない限り半永久的に利用することが可能である。

 近年、RFタグで主流となっているのはパッシブ型タグである。流通業種、小売店などを中心とした企業での利用の他に、電子マネー、個人認証(運転免許証、パスポートなど)皆様の身近なところでも利用されてきつつある。

アンテナから電力が供給される。
× RFIDは電磁波または電波で通信する。したがって、可視光でデータ通信を行うことはない。
× 静電式のタッチパネルの説明である。
× IrdAの説明である。RFIDは電磁波または電波で通信する。IrDA(Infrared Association)とは、本来は赤外線通信の標準化を行っている団体の名称。一般的にはこの団体によって策定された通信規格のことを指す。