必ず受かる情報処理技術者試験

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平成22年度秋季問題

問題25

SOA(Service Oriented Architecture)でサービスを設計する際の注意点のうち、適切なものはどれか。

可用性を高めるために、ステートフルなインタフェースとする。
業務からの独立性を確保するために、サービスの命名は役割を表すものとする。
業務の変化に対応しやすくするために、サービス間の関係は疎結合にする。
セキュリティを高めるために、一度開発したサービスは再利用しない方がよい。

SOA(Service Oriented Architecture)でサービスを設計する際の注意点のうち、適切なものはどれか。

可用性を高めるために、ステートフルなインタフェースとする。
業務からの独立性を確保するために、サービスの命名は役割を表すものとする。
業務の変化に対応しやすくするために、サービス間の関係は疎結合にする。
セキュリティを高めるために、一度開発したサービスは再利用しない方がよい。

解答:ウ

<解説>

SOA (Service-Oriented Architecture:サービス指向アーキテクチャ)とは、ビジネスプロセスの構成単位に合わせて構築・整理されたソフトウェア部品や機能を、ネットワーク上に公開し、これらを相互に連携させることにより、柔軟なエンタープライズ・システム、企業間ビジネスプロセス実行システムを構築しようというシステムアーキテクチャのことである。

× ステートフルとは、セッションのステータスを維持せずその都度完了させる方式である。可用性を高める効果はない。
× 業務からの独立性とサービスの命名に関連性はない。
サービス間の関係を疎結合(緩やかな連携)にすることでサービスの追加,更新,削除が容易になる。その結果、業務の変化に対応しやすくするために、する。
× 一度開発したサービスを再利用した方がセキュリティを高めるためにはよい。