必ず受かる情報処理技術者試験

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平成23年度秋季問題

問題6

ソフトウェア開発における分析・設計技法と、その技法における着目点の説明のうち、適切なものはどれか。

DFDを用いた分析・設計技法では、データの流れに着目する。
E-R図を用いた分析・設計技法では、事象の状態の変化に着目する。
HIPOを用いた分析・設計技法では、対象となるオブジェクトの関連に着目する。
ペトリネットを用いた分析・設計技法では、処理機能に着目する。

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問題7

データ中心アプローチに関する記述のうち、最も適切なものはどれか。

データ資源の重複だけでなく、データを更新するプロセスの重複も排除することを目的としている。
データとその処理手順のカプセル化に見られるように、オブジェクト指向の方法論をデータベース設計に応用しようとする試みである。
データの流れに着目してシステム分析を行い、再利用可能なモジュールを抽出することによってソフトウェアの生産性を向上させることを目的としている。
プログラム設計では、構造化設計技法を用いて業務システムを機能分割する必要がある。

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問題8

出力帳票の1ページごとにヘッダと30件分のレコードを出力するプログラムをテストしたい。このプログラムを限界値分析によってテストするための最小のテストデータを用意するとき、レコード件数の組合せとして、適切なものはどれか。

0,1,31
0,1,20,31
0,1,30,31
0,1,20,30,31

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問題9

並列処理プログラミングの特徴を説明したものはどれか。

複数のシステムを用いて、一方ではオンライン処理を実行し、他方ではパッチ処理などの優先度が低い処理を実行する。オンライン処理を実行しているシステムに障害が発生した際には、パッチ処理を実行していたシステムがオンライン処理を引き継ぐ。 オンライン処理の可用性を高める。
複数のシステムを用いて、同時に同じデータを用いて同じ処理を行う。処理結果を照合し、その結果が一致することを確認する。処理結果の信頼性を高める。
複数の処理装置を用いて、それぞれにネットワーク処理専用、演算処理専用、データベース処理専用などと役割を決めてお互いを接続する。各装置が役割に応じた処理をすることで、負荷を分散する。 システム全体で処理性能を向上させる。
複数の処理装置を用いて、一つのプログラムで行う処理内容を複数に分けて、それぞれの処理を実行する。各処理装置で得られた結果は、最終的に一つの結果にまとめる。単一の処理装置だけでは実現できない高速な処理を実現する。

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問題10

アジャイルソフトウェア開発などで導入されている“ペアプログラミング”の説明はどれか。

開発工程の初期段階に要求仕様を確認するために、プログラマと利用者がペアとなり、試作した画面や帳票を見て、相談しながらプログラムの開発を行う。
効率よく開発するために、2人のプログラマがペアとなり、メインプログラムとサブプログラムを分担して開発を行う。
短期間で開発するために、2人のプログラマがペアとなり、作業と休憩を交代しながら長期間にわたってプログラムの開発を行う。
品質の向上や知識の共有を図るために、2人のプログラムがペアとなり、その場で相談したりレビューしたりしながら、一つのプログラム開発を行う。

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