必ず受かる情報処理技術者試験

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平成22年度秋季解答

問題6

JIS Q 20000規格群におけるインシデント管理プロセスと問題管理プロセスの関係はどれか。

インシデント管理プロセスでは、インシデント解決の進捗状況を問題管理プロセスに伝えなければならない。
インシデント管理プロセスでは、インシデントの根本原因を調査して、その結果を問題管理プロセスに伝えなければならない。
問題管理プロセスでは、既知の誤り及び是正された問題に関する最新情報を、インシデント管理プロセスが利用できるようにしなければならない。
問題管理プロセスでは、問題の根本原因を正すために要求される変更を、インシデント管理プロセスに伝えなければならない。

解答:ウ

<解説>

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問題7

システム障害が発生したときにシステムを初期状態に戻して再開する方法で、イニシャルプログラムロードとも呼ばれるものはどれか。

ウォームスタート
コールドスタート
ロールバック
ロールフォワード

解答:イ

<解説>

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問題8

レプリケーションが有効な対策となるものはどれか。

悪意によるデータ改ざんを防ぐ。
コンピュータウイルスによるデータの破壊を防ぐ。
災害発生時にシステムが長時間停止するのを防ぐ。
操作ミスによるデータの削除を防ぐ。

解答:ウ

<解説>

レプリケーションとは、あるデータベースとまったく同じ内容の複製(レプリカ)を別のコンピュータ上に作成し、常に内容を同期させる機能である。

悪意によるデータ改ざんを防ぐ。
⇒×:本番系システムのデータが改ざんされた場合は、複製(レプリカ)システムのデータも改ざんされているので改ざんを防ぐことはできない。
コンピュータウイルスによるデータの破壊を防ぐ。
⇒×:コンピュータウイルスによるデータが破壊された場合は、複製(レプリカ)システムのデータも破壊されているのでデータの破壊を防ぐことはできない。
災害発生時にシステムが長時間停止するのを防ぐ。
⇒○:障害時や災害時には、予備機に切り替えてシステムの運用を再開することができる。
操作ミスによるデータの削除を防ぐ。
⇒×:操作ミスによってデータが削除された場合は、複製(レプリカ)システムのデータも削除されているのでデータの削除を防ぐことはできない。

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問題9

ITILv3における変更諮問委員会(CAB)の役割の説明はどれか。

変更されたリリースパッケージの導入に対する最終承認を行う。
変更に対する切り戻し計画とテスト計画の作成を行う。
変更の許可を支援し、変更の評価と優先度付けにおいて変更管理を援助する。
変更要求の受領及び登録を行い、非現実的な要求は却下する。

解答:ウ

<解説>

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問題10

システムを毎日8:00から24:00まで稼働させるために、要員を図の3種類の勤務時間で1名ずつ配置している。 このシステムを、年間365日稼働させるために必要となる要員の総数は、最小で何人か。 ここで、年間の休日は120日、年次有給休暇日数は20日とする。 また、休暇や病気などで要員の確保が不可能にならないように調整できるものとする。

3
4
5
6

解答:ウ

<解説>

  1. 1日に3名の要員が必要である。年365日稼働させるために必要となる要員を計算する。
    365日×3名=1,095人/年
  2. 要員1人の年間勤務日数を計算する。
    365-(120+20)=225日
  3. 必要な要員人数を計算する。
    1,095÷225=4.866....

したがって、(ウ)5人が正解である。

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