必ず受かる情報処理技術者試験

問題77

ポケットスタディ 基本情報午後・要点整理―即効!7つの知識 (情報処理技術者試験)

表はある会社の前年度と当年度の財務諸表上の数値を表したものである。両年度とも売上高は4,000万円であった。前年度に比べて当年度に向上した財務指標はどれか。

固定比率
自己資本比率
総資本回転率
流動比率

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解答:イ

× 固定比率とは、安全性分析の一指標であり、固定資産のうちどの程度が自己資本で賄われているかを示す指標。
低いほど、安全性が高い。
計算式: 固定比率(%) = 固定資産 ÷ 自己資本 × 100
前年度 500÷400×100=125%
当年度 800÷600×100=135%
自己資本比率とは、安全性分析の一指標で、総資産に占める自己資本の割合を示す指標。
高いほど、安全性が高い。
計算式: 自己資本比率(%) = 自己資本 ÷ 総資産 × 100
前年度 400÷1,600×100=25%
当年度 600÷1,700×100=35%
× 総資本回転率とは、効率性分析の一指標で、資産額の何倍の売上高があるのかを示す指標。
高いほど、収益性が良い。
計算式: 総資本回転率 = 売上高 ÷ 総資産
前年度 4,000÷1600=2.5回
当年度 4,000÷1700=2.35回
× 流動比率とは、安全性分析の一指標で、流動負債(1年以内に返済すべき負債)を流動資産(短期間で換金可能な資産)がどの程度カバーしているかを示す比率。
高いほど支払い能力が高い。
計算式: 流動比率(%) = 流動資産 ÷ 流動負債
前年度 1,100÷700×100=157%
当年度 900÷800×100=117%
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