必ず受かる情報処理技術者試験

問題41

ポケットスタディ 基本情報午後・要点整理―即効!7つの知識 (情報処理技術者試験)

プログラムの制御構造に関する記述のうち、適切なものはどれか。

“後判定繰返し”は、繰返し処理の先頭で終了条件の判定を行う。
“双岐選択”は、前の処理に戻るか、次の処理に進むかを選択する。
“多岐選択”は、二つ以上の処理を並列に行う。
“前判定繰返し”は、繰返し処理の本体を 1 回も実行しないことがある。

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解答:エ

前判定繰返し
ループ構造の先頭で条件を判定します。条件が真であればループ内の処理を繰り返し実行し、偽であれば、ループを抜ける構造です。条件によってはループ内の処理を 1回も実行しない可能性がある。
「For ~ や Do While~」が、これに相当する。
後判定繰返し
ループ構造の最後で条件を判定します。条件が真であればループ内の先頭へ戻って処理を実行し、偽であれば、ループを抜ける構造です。条件判定が最後にあるので、ループ内の処理は最低でも 1回は実行される。
「Do ~ Until」が、これに相当する。
双岐選択
条件の真偽によって、2つの処理のうちどちらかを実行する構造である。
「IF THEN ~ ELSE ~」 が、これに相当する。
多岐選択
条件によって、2つ以上の処理のうちどれかを実行する構造です。双岐選択を何段階にも使用( IF THEN ~ ELSEIF ~ ELSEIF ~ ・・・ )することで多岐選択と同様の処理構造を表現できるが、複雑になってしまうので、選択肢が多い場合は多岐選択が使用される。
「SWITCH CASE ~」 が、これに相当します。
× “後判定繰返し”は、繰返し処理の最後で終了条件の判定を行う。
× “双岐選択”は、条件の真偽によって、2つの処理のうちどちらかを実行する構造である。
× “多岐選択”は、条件によって、2つ以上の処理のうちどれかを実行する構造です。ただし、並列に行うものではない。
ループ構造の先頭で条件を判定します。条件が真であればループ内の処理を繰り返し実行し、偽であれば、ループを抜ける構造です。条件によってはループ内の処理を 1回も実行しない可能性がある。
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