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平成21年度秋季問題
問題7
Linuxシステムにおいて、静的ライブラリと比較した場合の共有ライブラリの特徴はどれか。
ア | 実行可能ファイルのサイズが大きくなる。 |
イ | 実行時のメモリの使用効率が良い。 |
ウ | ライブラリの修正後、それを利用するプログラムの再コンパイルが必要である。 |
エ | リンク時のオーバヘッドが小さい。 |
Linuxシステムにおいて、静的ライブラリと比較した場合の共有ライブラリの特徴はどれか。
ア | 実行可能ファイルのサイズが大きくなる。 |
イ | 実行時のメモリの使用効率が良い。 |
ウ | ライブラリの修正後、それを利用するプログラムの再コンパイルが必要である。 |
エ | リンク時のオーバヘッドが小さい。 |
解答:イ
<解説>
ライブラリは、汎用的な機能をもったプログラムを他のプログラムから利用できるようにしたものである。
ライブラリには、静的ライブラリと共有ライブラリがある。
- 静的ライブラリ
- コンパイル時にコードがプログラムに組込まれるライブラリである。
- 共有ライブラリ
- プログラムの実行時にロードされるライブラリである。
ア | × | 静的ライブラリの特徴である。共有ライブラリは、ライブラリが実行可能ファイルに含まれないので実行可能ファイルのサイズは小さくなる。 |
イ | ○ | 共有ライブラリの特徴である。共有ライブラリの機能は実行時に必要に応じてロードされる。その為、実行時のメモリの使用効率は良い。 |
ウ | × | 静的ライブラリの特徴である。共有ライブラリは実行時にロードされる。したがって、プログラムの再コンパイルは不要である。 |
エ | × | 静的ライブラリの特徴である。共有ライブラリは実行時にロードされるのでオーバヘッド(待ち時間)は大きい。 |
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