必ず受かる情報処理技術者試験

当サイトは、情報処理技術者試験に合格するためのWebサイトです。
ITパスポート試験,基本情報技術者,応用情報技術者,高度試験の過去問題と解答及び詳細な解説を掲載しています。
  1. トップページ
  2. 応用情報技術者
  3. 平成27年度秋季問題一覧
  4. 平成27年度秋季問題13-解答・解説-分析

平成27年度秋季問題

問題13

次のシステムにおいて、ピーク時間帯のCPU使用率は何%か。ここで、トランザクションはレコードアクセス処理と計算処理から成り、レコードアクセスはCPU処理だけでI/Oは発生せず、OSのオーバヘッドは考慮しないものとする。また、1日のうち発生するトランザクション数が最大になる1時間をピーク時間帯と定義する。

[システムの概要]
(1) CPU数:1個
(2) 1日に発生する平均トランザクション数:54,000件
(3) 1日のピーク時間帯におけるトランザクション数の割合:20%
(4) 1トランザクション当たりの平均レコードアクセス数:100レコード
(5) 1レコードアクセスに必要な平均CPU時間:1ミリ秒
(6) 1トランザクション当たりの計算処理に必要な平均CPU時間:100ミリ秒 
20
30
50
60

次のシステムにおいて、ピーク時間帯のCPU使用率は何%か。ここで、トランザクションはレコードアクセス処理と計算処理から成り、レコードアクセスはCPU処理だけでI/Oは発生せず、OSのオーバヘッドは考慮しないものとする。また、1日のうち発生するトランザクション数が最大になる1時間をピーク時間帯と定義する。

[システムの概要]
(1) CPU数:1個
(2) 1日に発生する平均トランザクション数:54,000件
(3) 1日のピーク時間帯におけるトランザクション数の割合:20%
(4) 1トランザクション当たりの平均レコードアクセス数:100レコード
(5) 1レコードアクセスに必要な平均CPU時間:1ミリ秒
(6) 1トランザクション当たりの計算処理に必要な平均CPU時間:100ミリ秒 
20
30
50
60

解答:エ

<解説>

  1. 計算処理に必要なCPU時間を計算する。
    ピーク時間帯のトランザクション数は54,000(件)×0.2=10,800(件)
    100(ミリ秒)×10,800(件)=1,080,000(ミリ秒)=1,080(秒)
  2. レコードアクセスに必要なCPU時間を計算する
    1,080,000(レコード)×1(ミリ秒)=1,080,000(ミリ秒)=1,080(秒)
  3. 1,2よりピーク時間帯に用いるCPU時間を計算する
    1,080(秒)+1,080(秒)=2,160(秒)
  4. CPUの利用率を計算する
    ピーク時間帯は1時間と定義されているため
    2,160(秒)÷3,600(秒)=0.6=60%