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平成29年度秋季問題
問題69
ISO、IEC、ITUなどの国際標準に適合した製品を製造及び販売する利点として、適切なものはどれか。
ア | WTO政府調達協力の加盟国では、政府調達は国際標準の仕様に従って行われる。 |
イ | 国際標準に適合しない競合製品に比べて、技術的に優位であることが保証される。 |
ウ | 国際標準に適合するために必要な特許は、全て無償でライセンスを受けられる。 |
エ | 輸出先国の国内標準及び国内法規の規制を受けることなく製品を輸出できる。 |
ISO、IEC、ITUなどの国際標準に適合した製品を製造及び販売する利点として、適切なものはどれか。
ア | WTO政府調達協力の加盟国では、政府調達は国際標準の仕様に従って行われる。 |
イ | 国際標準に適合しない競合製品に比べて、技術的に優位であることが保証される。 |
ウ | 国際標準に適合するために必要な特許は、全て無償でライセンスを受けられる。 |
エ | 輸出先国の国内標準及び国内法規の規制を受けることなく製品を輸出できる。 |
解答:ア
<解説>
ISO(国際標準化機構),IEC(国際電気標準会議),ITU(国際電気通信連合) などの国際標準は,世界の多くの国で通用する。国際標準に適合した製品を製造·販売することで.自国だけでなく外国に製品を輸出するとき,製品の構成や機能を作り替えたりする必要がなくなる。
ア | 〇 | WTOの政府調達に関する協定(GPA:Agreement on Government Procurement)により,政府機関等による産品の調達には内国民待遇の原則. 無差別待遇の原則が適用され,産品を提供する国によって待週を区別しないこ とを定めている。政府調達で製品を購入する場合,国際標準の仕様に沿っているものだけが選定される。自国だけで通用する規格の製品しか購入しないようにすると.他国の製品を締め出してしまうことになり,無差別待遇の原則に反する。 |
イ | × | 国際標準への適合と,技術的な優位性は関係ない。 |
ウ | × | 国際標準に適合するための特許を。無償で取得できるとは限らない。 |
エ | × | 国際標準に適合していても,輸出対象国内の法規によって輸出が制限されることがある。 |
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