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平成23年度特別問題

問題2

“システム監査基準”の一般基準に規定するシステム監査人の精神上の独立性はどれか。

監査対象から独立し、被監査主体と身分上、密接な利害関係を有しない。
監査の業務上知り得た秘密を正当な理由なく、ほかに開示しない。
職業倫理に従い、誠実に業務を実施する。
偏向を排し、常に公正かつ客観的に監査判断を行う。

“システム監査基準”の一般基準に規定するシステム監査人の精神上の独立性はどれか。

監査対象から独立し、被監査主体と身分上、密接な利害関係を有しない。
監査の業務上知り得た秘密を正当な理由なく、ほかに開示しない。
職業倫理に従い、誠実に業務を実施する。
偏向を排し、常に公正かつ客観的に監査判断を行う。

解答:エ

<解説>

経済産業省が公表しているシステム監査基準では、システム監査人の独立性、客観性と職業倫理について3つの項目を定めている。

外観上の独立性
システム監査人は、システム監査を客観的に実施するために、監査対象から独立していなければならない。監査の目的によっては、被監査主体と身分上、密接な利害関係を有することがあってはならない。
精神上の独立性
システム監査人は、システム監査の実施に当たり、偏向を排し、常に公正かつ客観的に監査判断を行わなければならない。
職業倫理と誠実性
システム監査人は、職業倫理に従い、誠実に業務を実施しなければならない。
× 外観上の独立性に関する説明である。
× 守秘義務の説明である。
× 職業倫理と誠実性に関する説明である。
精神上の独立性の説明である。