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平成24年度春季解答
問題21
"システム管理基準"に該当する記述はどれか。
ア | ITILというITサービスの品質向上のためのガイドラインを基に作成した、ITサービスマネジメントに関するフレームワークである。 |
イ | 一般基準、実施基準及び報告基準から構成されており、一般基準ではシステム監査人の独立性や職業倫理について規定されている。 |
ウ | システム監査業務の品質を確保し、有効かつ効果的に監査を実施することを目的とした監査人の行為規範である。 |
エ | 情報システム戦略に基づき、効果的な情報システム投資のための、また、リスクを低減するためのコントロールを適切に整備・運用するための実践規範である。 |
解答:エ
<解説>
問題22
UML2.0において、オブジェクト間の相互作用を時間の経過に注目して記述するものはどれか。
ア | アクティビティ図 |
イ | コミュニケーション図 |
ウ | シーケンス図 |
エ | ユースケース図 |
解答:ウ
<解説>
問題23
開発ライフサイクルモデルとして、ウォータフォールモデル、進化的モデル、スパイラルモデルの三つを考える。 ソフトウェア保守は、どのモデルを採用したときに必要か。
ア | ウォータフォールモデルだけ |
イ | ウォータフォールモデルと進化的モデルだけ |
ウ | ウォータフォールモデルとスパイラルモデルだけ |
エ | ウォータフォールモデル、進化的モデル、スパイラルモデルの全て |
解答:エ
<解説>
- ウォータフォールモデル
- システム全体を一括して管理し、分析・設計・実装・テスト・運用をこの順に行っていく(実際はもう少し細かく分ける)。各工程が完了する際に、前の工程への逆戻りが起こらないよう、綿密なチェックを行う。
- 進化的モデル
- 要求を最初に明確に定義することが難しい場合に適用されるモデル。部分的に定義された要求から開発を開始し、後続する開発単位ごとに毎回要求を洗練し、本当に求めている要求に近づけていく。
- スパイラルモデル
- システムの一部分について設計・実装を行い、仮組みのプログラムを元に顧客からのフィードバックやインターフェースの検討などを経て、さらに設計・実装を繰り返していく手法のこと。
どのような開発ライフサイクルモデルを採用しようとも,ソフトウェア保守は必要である。したがって、エが正解である。
問題24
ブランド戦略のうち、ブランド拡張を説明したものはどれか。
ア | 既存のブランドネームをそのまま用いた上で、対象市場を新しいマーケットセグメントに変更し、売り上げ増加を狙う戦略である。 |
イ | 既存のブランドネームを他の商品においても展開することで、既存のブランドの認知度を新商品にも利用し、販売効果を高める戦略である。 |
ウ | 従来の市場をターゲットとし続けるが、従来のブランドネームを破棄して新しいブランドネームに変更する戦略である。 |
エ | 単一のブランドを強調するだけでなく、同一のカテゴリで複数ブランドを使い分けることによって市場シェアの獲得を狙う戦略である。 |
解答:イ
<解説>
問題25
企業が実施するマクロ環境分析のうち、PEST分析によって戦略を策定している事例はどれか。
ア | 購買決定者の年齢層や社会的ポジション、購買に至るプロセスの中で購買行動に影響する要因を把握し、自社の製品の市場投入方法を決定する。 |
イ | 自社の製品市場に参入してくると見込まれる、別市場の企業の動向を把握し、新製品の開発を決定する。 |
ウ | 自社の販売力、生産力の評価や自社の保有する技術力を検証し、新しく進出する市場分野を決定する。 |
エ | 法規制、景気動向、流行の推移や新技術の状況を把握し、自社の製品改善方針を決定する。 |
解答:エ
<解説>
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