必ず受かる情報処理技術者試験

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平成24年度秋季問題

問題8

ページング方式の仮想記憶を用いることによって、フラグメンテーションの問題を解決できる理由はどれか。

一連のプログラムやデータを、不連続な主記憶に割り付けることができる。
仮想記憶のページ数を主記憶のページ数よりも多くすることができる。
プログラム全体を1ページに割り付けることができる。
プログラムのローディング時に主記憶を割り付けることができる。

ページング方式の仮想記憶を用いることによって、フラグメンテーションの問題を解決できる理由はどれか。

一連のプログラムやデータを、不連続な主記憶に割り付けることができる。
仮想記憶のページ数を主記憶のページ数よりも多くすることができる。
プログラム全体を1ページに割り付けることができる。
プログラムのローディング時に主記憶を割り付けることができる。

解答:ア

<解説>

フラグメンテーションとは、ディスクに対してファイルの追加や削除を繰り返していると、ファイルが占める領域がだんだんと分断化されてゆく。これをフラグメンテーション(断片化)という。

フラグメンテーション(断片化)が起こると、OSの処理量の増大やドライブのヘッドの移動量の増大を招き、読み書き速度の低下につながる。

一連のプログラムやデータを、不連続な主記憶に割り付けることができる。
× 仮想記憶のページ数を主記憶のページ数よりも多くすることができるがフラグメンテーションを解決できる理由ではない。
× プログラムの大きさによっては1ページに割り付けることができないものもある。
× プログラムのローディング時に主記憶を割り付けることができるのは動的リンキングである。