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平成23年度特別問題
問題10
あるプレゼンテーションにおいて、次の順序で話を展開した。 このような話の展開順序の方法を何というか。
A社では、2年前からIT化を全社的に推進しており、その結果、250名の要因を間接部門から直接部門に配置転換した。
B社では、ホワイトカラーの生産性向上のために、事務部門のIT化を全社的に推進しており、これまでに生産性を25%向上させている。
C社では、..........。
D社では、事務効率の向上を図るために、グループウェアを導入し、年間15%の経費削減を達成している。
したがって、間接部門の生産性と経費の節減が重要となっている当社においても、間接部門のIT化に早急に着手することが必要である。
ア | 因果的順序法 |
イ | 演繹(えき)的順序法 |
ウ | 起承転結型順序法 |
エ | 帰納的順序法 |
あるプレゼンテーションにおいて、次の順序で話を展開した。 このような話の展開順序の方法を何というか。
A社では、2年前からIT化を全社的に推進しており、その結果、250名の要因を間接部門から直接部門に配置転換した。
B社では、ホワイトカラーの生産性向上のために、事務部門のIT化を全社的に推進しており、これまでに生産性を25%向上させている。
C社では、..........。
D社では、事務効率の向上を図るために、グループウェアを導入し、年間15%の経費削減を達成している。
したがって、間接部門の生産性と経費の節減が重要となっている当社においても、間接部門のIT化に早急に着手することが必要である。
ア | 因果的順序法 |
イ | 演繹(えき)的順序法 |
ウ | 起承転結型順序法 |
エ | 帰納的順序法 |
解答:エ
<解説>
文章には、様々な構成法がある。
- 帰納的順序法
- まず個別事例を提示し、次にそこから一般的な原理や法則,結論を導き出す構成方法
- 演繹的順序法
- 「大前提」「小前提」「結論」による三段論法で論を展開してゆく構成方法
- 軽重順序法
- 重要なものからそうでないもの、簡単なものから複雑なもの、あるいはその逆の流れで文章を展開する構成方法
- 問題解決順序法
- 問題を解決するために、問題提起,原因分析,解決策の検討・評価の順で文章を展開する構成方法
- 時間的順序法
- 物事の時間の推移を追って、話を展開する構成方法
- 因果的順序法
- 物事の因果関係(原因と結果)に基づき原因から結果、あるいはその逆の流れで文章を展開する構成方法
- 起承転結型順序法
- 起(話の導入),承(導入を受けた展開),転(話を大きく展開する),結(結論,結末)の流れで文章を展開する構成方法
問題では、他社の様々な業務改善の個別事例を提示し、間接部門のIT化に早急に着手することが必要という結論を導きだしているので、(エ)帰納的順序法が正解である。
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