必ず受かる情報処理技術者試験

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平成29年度春季問題

問題5

WBSの構成要素であるワークパッケージに関する記述のうち、適切なものはどれか。

ワークパッケージは、OBS(組織ブレークダウンストラクチャ)チームに、担当する人員を割り当てたものである。
ワークパッケージは、関連ある要素成果物をまとめたものである。
ワークパッケージは、更にアクティビティに分解される。
ワークパッケージは、一つ上位の要素成果物と1対1に対応する。

WBSの構成要素であるワークパッケージに関する記述のうち、適切なものはどれか。

ワークパッケージは、OBS(組織ブレークダウンストラクチャ)チームに、担当する人員を割り当てたものである。
ワークパッケージは、関連ある要素成果物をまとめたものである。
ワークパッケージは、更にアクティビティに分解される。
ワークパッケージは、一つ上位の要素成果物と1対1に対応する。

解答:ウ

<解説>

WBS(Work Breakdown Structure)とは、プロジェクトマネジメントで計画を立てる際に用いられる手法の一つで、プロジェクト全体を細かい作業に分割した構成図である。WBSでは、プロジェクトの成果物をできるだけ細かい単位に分解し、階層的に構造化していく。

WBSの最下位レベルの作業が、ワークパッケージで必要に応じていくつかのマネジメントしやすい大きさのアクティビティに分解される。

× WBSのワークパッケージごとにOBS(組織ブレークダウンストラクチャ)を割当てる。
× ワークパッケージは、WBSで分解された最下位レベルにある要素成果物である。
要素成果物をまとめたものはさらに分解可能なので、ワークパッケージではない。
ワークパッケージをスケジュール管理しやすい単位にさらに細分化することをアクティビティという。
× WBSでは、上位から買いに向けて分解していくことになるので、上位との関係は1対多になる。