必ず受かる情報処理技術者試験

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令和3年度秋季問題

問題19

情報システムの設計の例のうち,フェールソフトの考え方を適用した例はどれか。

UPSを設置することによって,停電時に手順通りにシステムを停止できるようにする。
制御プログラムの障害時に,システムの暴走を避け,安全に運転を停止できるようにする。
ハードウェアの障害時に,パフォーマンスは低下するが,構成を縮小して運転を続けられるようにする。
利用者の誤操作や誤入力を未然に防ぐことによって,システムの誤動作を防止できるようにする。

情報システムの設計の例のうち,フェールソフトの考え方を適用した例はどれか。

UPSを設置することによって,停電時に手順通りにシステムを停止できるようにする。
制御プログラムの障害時に,システムの暴走を避け,安全に運転を停止できるようにする。
ハードウェアの障害時に,パフォーマンスは低下するが,構成を縮小して運転を続けられるようにする。
利用者の誤操作や誤入力を未然に防ぐことによって,システムの誤動作を防止できるようにする。

解答:ウ

<解説>

× フェールセーフの考え方である。
フェイルセーフとは、故障や操作ミス、設計上の不具合などの障害が発生することをあらかじめ想定し、起きた際の被害を最小限にとどめるような工夫をしておくことである。
システムを停止しているのでフォールトトレラントやフェールソフトではない。
× フェールセーフの考え方である。
フェイルセーフとは、故障や操作ミス、設計上の不具合などの障害が発生することをあらかじめ想定し、起きた際の被害を最小限にとどめるような工夫をしておくことである。
システムを停止しているのでフォールトトレラントやフェールソフトではない。
フェールソフトの考え方である。
フェールソフトとは、故障箇所を切り離すなど被害を最小限に抑え、機能低下を許しても、システムを完全には停止させずに機能を維持した状態で処理を続行することである。
× フールプルーフの考え方である。
フールプルーフとは、工業製品や生産設備、ソフトウェアなどで、利用者が誤った操作をしても危険に晒されることがないよう、設計の段階で安全対策を施しておくことである。