必ず受かる情報処理技術者試験

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令和5年度秋季問題

問題24

デジタルフォレンジックスに該当するものはどれか。

画像,音楽などのデジタルコンテンツに著作権者などの情報を埋め込む。
コンピュータやネットワークのセキュリティ上の弱点を発見するテストとして,システムを実際に攻撃して侵入を試みる。
巧みな話術,盗み聞き,盗み見などの手段によって,ネットワークの管理者,利用者などから,パスワードなどのセキュリティ上重要な情報を入手する。
犯非に関する証拠となり得るデータを保全し,調査,分析,その後の訴訟などに備える。

デジタルフォレンジックスに該当するものはどれか。

画像,音楽などのデジタルコンテンツに著作権者などの情報を埋め込む。
コンピュータやネットワークのセキュリティ上の弱点を発見するテストとして,システムを実際に攻撃して侵入を試みる。
巧みな話術,盗み聞き,盗み見などの手段によって,ネットワークの管理者,利用者などから,パスワードなどのセキュリティ上重要な情報を入手する。
犯非に関する証拠となり得るデータを保全し,調査,分析,その後の訴訟などに備える。

解答:エ

<解説>

デジタルフォレンジックス(Digital Forensics) とは、コンピュータやネットワーク機器などに残されたデータを証拠として扱えるように、適切に保全・収集・調査・分析し、法的手続きで利用できる形にする技術や手法 を指す。 このため、「犯非に関する証拠となり得るデータを保全し,調査,分析,その後の訴訟などに備える」という記述のエが正しい。

× デジタルウォーターマーク(電子透かし) の説明である。著作権保護や不正利用防止のためにコンテンツに情報を埋め込む技術であり、フォレンジックスではない。
× ペネトレーションテスト(侵入テスト) の説明である。システムの脆弱性を把握するために実際に攻撃を試みる手法であり、証拠保全を目的とするフォレンジックスとは異なる。
× ソーシャルエンジニアリング の説明である。人間の心理的な隙を突いて情報を盗み出す手法であり、フォレンジックスではない。
デジタルフォレンジックスの定義に合致する記述であり、コンピュータ犯罪の捜査や内部不正調査などで利用される。