必ず受かる情報処理技術者試験

当サイトは、情報処理技術者試験に合格するためのWebサイトです。
ITパスポート試験,基本情報技術者,応用情報技術者,高度試験の過去問題と解答及び詳細な解説を掲載しています。
  1. トップページ
  2. システムアーキテクト
  3. 平成27年度秋季問題一覧
  4. 平成27年度秋季問題12-解答・解説-分析

平成27年度秋季問題

問題12

新システムの受入れ支援において、利用者への教育訓練に対する教育効果の測定を、カークパトリックモデルの4段階評価を行う。 レベル1(Reaction)、レベル2(Learning)、レベル3(Behavior)、レベル4(Results)の各段階にそれぞれ対応したa~dの活動のうち、レベル2のものはどれか。

 a  受講者にアンケートを実施し、教育訓練プログラムの改善に活用する。  b  受講者に行動計画を作成させ、後日、新システムの活用状況を確認する。  c  受講者の行動による組織業績の変化を分析し、ROIなどを算出する。  d  理解度確認テストを実施し、テスト結果を受講者にフィードバックする。

a
b
c
d

新システムの受入れ支援において、利用者への教育訓練に対する教育効果の測定を、カークパトリックモデルの4段階評価を行う。 レベル1(Reaction)、レベル2(Learning)、レベル3(Behavior)、レベル4(Results)の各段階にそれぞれ対応したa~dの活動のうち、レベル2のものはどれか。

 a  受講者にアンケートを実施し、教育訓練プログラムの改善に活用する。  b  受講者に行動計画を作成させ、後日、新システムの活用状況を確認する。  c  受講者の行動による組織業績の変化を分析し、ROIなどを算出する。  d  理解度確認テストを実施し、テスト結果を受講者にフィードバックする。

a
b
c
d

解答:エ

<解説>

アメリカの経営学者のカークパトリック博士が1959年に提案した研修の効果測定のモデル。研修の効果を把握するにはレベルが4段階あり、高いレベルの効果測定ほど対象となる研修の数は絞られてくるというもの。

レベル1:Reaction(反応):受講直後のアンケート調査などで研修に対する満足度の評価

レベル2:Learning(学習):筆記試験やレポート等による研修内容理解度の評価

レベル3:Behavior(行動):学習者自身へのインタビューや他者評価による行動変容の評価

レベル4:Results(業績):研修受講による学習者や職場の業績向上度合いの評価

a   受講者にアンケートを実施し、教育訓練プログラムの改善に活用するは、レベル1に該当する。
b   受講者に行動計画を作成させ、後日、新システムの活用状況を確認するは、レベル3に該当する。
c   受講者の行動による組織業績の変化を分析し、ROIなどを算出するは、レベル4に該当する。
d   理解度確認テストを実施し、テスト結果を受講者にフィードバックするは、レベル2に該当する。