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平成21年度春季問題

問題19

ハードウェアの保守点検及び修理作業を実施するときに、運用管理者が実施すべき、事前又は事後に確認に関する説明のうち、適切なものはどれか。

システムが自動的に回復処置を行った障害については、障害前後のエラーログが残っているので、障害原因や対応処置の報告ではなく、ログの分析結果を確認する。
定期保守時の点検項目は事前に分かっているので、事前と事後の確認は省略できるが、作業の開始と終了については、保守作業者に確認する。
予防保守を遠隔方式で行う場合、遠隔地のシステムへの影響は出ないので、作業内容などの事前確認は行わず、事後に作業実施結果を確認する。
臨時保守の場合、事前に保守作業者が障害の発生状況を確認したことを確認し、事後に障害原因や作業実施結果を確認する。

ハードウェアの保守点検及び修理作業を実施するときに、運用管理者が実施すべき、事前又は事後に確認に関する説明のうち、適切なものはどれか。

システムが自動的に回復処置を行った障害については、障害前後のエラーログが残っているので、障害原因や対応処置の報告ではなく、ログの分析結果を確認する。
定期保守時の点検項目は事前に分かっているので、事前と事後の確認は省略できるが、作業の開始と終了については、保守作業者に確認する。
予防保守を遠隔方式で行う場合、遠隔地のシステムへの影響は出ないので、作業内容などの事前確認は行わず、事後に作業実施結果を確認する。
臨時保守の場合、事前に保守作業者が障害の発生状況を確認したことを確認し、事後に障害原因や作業実施結果を確認する。

解答:エ

<解説>

× システムが自動的に回復処置を行った障害についても障害原因や対応処置の報告は必要である。
× 定期保守は、あらかじめ計画しておいたタイミングで定期的に行う保守のことである。
定期保守時の点検項目は事前に分かっている。定期保守においても、事前と事後の確認は必要であり、作業の開始と終了については、保守作業者に確認する。
× 予防保守とは、コンピュータ関連機器のトラブルが発生する前に行われる保守点検作業のことをいう。現時点ではトラブルが起こっていなくても、定期的に点検することで、トラブルが起こる可能性を見つけ、あらかじめ修理することで将来起こり得るトラブルを未然に防ぐことができる。予防保守を遠隔方式で行う場合も作業内容などの事前確認は必要である。
臨時保守とは、通常の稼働状態と異なる状況 が発生した場合に行う。 臨時的に実施される保守 で、致命的な障害を 未然に防ぐ ことを目的としている。臨時保守の場合、事前に保守作業者が障害の発生状況を確認したことを確認し、事後に障害原因や作業実施結果を確認する。