必ず受かる情報処理技術者試験

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平成22年度秋季問題

問題4

米国NISTが制定したAESにおける鍵長の条件はどれか。

128ビット、192ビット、256ビットから選択する。
256ビット未満で任意に指定する。
暗号化処理単位のブロック長より32ビット長くする。
暗号化処理単位のブロック長より32ビット短くする。

米国NISTが制定したAESにおける鍵長の条件はどれか。

128ビット、192ビット、256ビットから選択する。
256ビット未満で任意に指定する。
暗号化処理単位のブロック長より32ビット長くする。
暗号化処理単位のブロック長より32ビット短くする。

解答:ア

<解説>

AES(Advanced Encryption Standard)とは、米国商務省標準技術局(NIST)が政府標準暗号として2001年に承認した共通鍵暗号方式。

かつては標準暗号として、DESが利用されていたが、DESは現実的な時間内に解読可能であることが確認されており、コンピューターの性能向上に伴って、解読される危険性はますます高まっていった。 そこで、米国政府は1998年6月を期限にDESに代わる暗号方式を公募し、2001年に応募の中からRijndaelアルゴリズムがAESとして採用された。

Rijndaelではデータをブロックごとに分けて暗号化する。その際、ブロック長を128ビット、192ビット、256ビットから指定できる。さらに暗号化のときに使う鍵の長さも128ビット、192ビット、256ビットから指定できる。

したがって、アが正解である。