必ず受かる情報処理技術者試験

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平成22年度春季解答

問題11

DMZ上のコンピュータがインターネットからのpingに応答しないようにファイアウォールのセキュリティルールを定めるとき、“通過禁止”に設定するものはどれか。

ICMP
TCP及びUDPのポート番号53
TCPのポート番号21
UDPのポート番号123

解答:ア

<解説>

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問題12

ダウンローダ型ウイルスがPCに侵入した場合に、インターネット経路で他のウイルスがダウンロードされることを防ぐ有効な対策はどれか。

URLフィルタを用いてインターネット上の不正Webサイトへの接続を遮断する。
インターネットから内部ネットワークに向けた要求パケットによる不正侵入行為をIPSで破棄する。
スパムメール対策サーバでインターネットからのスパムメールを拒否する。
メールフィルタで他サイトへの不正メール発信を遮断する。

解答:ア

<解説>

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問題13

ディジタル証明書を使わずに、通信者同士が、通信によって交換する公開鍵を用いて行う暗号化通信において、通信内容を横取りする目的で当事者になりすますものはどれか。

Man-in-the-middle攻撃
war driving
トロイの木馬
ブルートフォース攻撃

解答:ア

<解説>

Man-in-the-middle攻撃(中間者攻撃)とは、暗号通信を盗聴したり介入したりする手法の一つ。通信を行う二者の間に割り込んで、両者が交換する公開情報を自分のものとすりかえることにより、気付かれることなく盗聴したり、通信内容に介入したりする手法。
× ウォードライビング (wardriving) は、自動車などで移動しながら無線LANのアクセスポイント(AP)を探す行為である。
× トロイの木馬とは、正体を偽ってコンピュータへ侵入し、データ消去やファイルの外部流出、他のコンピュータの攻撃などの破壊活動を行うプログラムのことである。
× ブルートフォース攻撃とは、考えられる全ての鍵をリストアップし、片っ端から解読を試みる暗号解読手法である。

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問題14

スパムメールの対策であるDKIM(DomainKeys Identified Mail)の説明はどれか。

送信側メールサーバでディジタル署名を電子メールのヘッダに付与して、受信側メールサーバで検証する。
送信側メールサーバで利用者が認証されたとき、電子メールの送信が許可される。
電子メールのヘッダや配送経路の情報から得られる送信元情報を用いて、メール送信元のIPアドレスを検証する。
ネットワーク機器で、内部ネットワークから外部のメールサーバのTCPポート25番への直接通信を禁止する。

解答:ア

<解説>

DKIM(DomainKeys Identified Mail)とは、電子署名を利用した、電子メールの送信ドメイン認証技術の一つ。 DKIMでは、送信側で電子署名を施し、受信側で電子署名の照合を行う。送信元を偽装したスパムメールやフィッシングメールは、正しい署名を添付することができないため、受信者の手元に届く前に偽者と見破られて破棄される。

DKIM(DomainKeys Identified Mail)の説明である。
× SMTP-AUTHの説明である。
× Sender IDの説明である。
× OP25Bの説明である。

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問題15

SMTP-AUTHを使ったメールセキュリティ対策はどれか。

ISP管理下の動的IPアドレスからの電子メール送信について、管理外ネットワークのメールサーバへSMTP通信を禁止する。
PCからの電子メール送信について、POP接続で利用者認証済の場合にだけ許可する。
通常のSMTPとは独立したサブミッションポートを使用して、メールサーバ接続時の認証を行う。
電子メール送信元のサーバについてDNSの逆引きが成功した場合にだけ、電子メール受信を許可する。

解答:ウ

<解説>

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