必ず受かる情報処理技術者試験

当サイトは、情報処理技術者試験に合格するためのWebサイトです。
ITパスポート試験,基本情報技術者,応用情報技術者,高度試験の過去問題と解答及び詳細な解説を掲載しています。
  1. トップページ
  2. 情報セキュリティスペシャリスト
  3. 平成23年度特別問題一覧
  4. 平成23年度特別問題22-解答・解説-分析

平成23年度特別問題

問題22

操作に不慣れな人も利用するシステムでは、間違ったデータが入力されることが想定される。 誤入力が発生しても、プログラムやシステムを異常終了させずに、エラーメッセージを表示して次の操作を促すような設計を何というか。

フールプルーフ
フェールセーフ
フェールソフト
フォールトトレランス

操作に不慣れな人も利用するシステムでは、間違ったデータが入力されることが想定される。 誤入力が発生しても、プログラムやシステムを異常終了させずに、エラーメッセージを表示して次の操作を促すような設計を何というか。

フールプルーフ
フェールセーフ
フェールソフト
フォールトトレランス

解答:ア

<解説>

フールプルーフとは、工業製品や生産設備、ソフトウェアなどで、利用者が誤った操作をしても危険に晒されることがないよう、設計の段階で安全対策を施しておくことである。
× フェールセーフとは、故障や操作ミス、設計上の不具合などの障害が発生することをあらかじめ想定し、起きた際の被害を最小限にとどめるような工夫をしておくという設計思想のことである。
× フェールソフトとは、システム障害時に、機能低下を許しても、被害を最小限に抑えシステムを完全には停止させずに機能を維持した状態で処理を続行する設計である。
× フォールトトレランスとは、システムの一部に問題が生じても全体が機能停止するということなく(たとえ機能を縮小しても)動作し続けるようなシステムを設計することである。