必ず受かる情報処理技術者試験

当サイトは、情報処理技術者試験に合格するためのWebサイトです。
ITパスポート試験,基本情報技術者,応用情報技術者,高度試験の過去問題と解答及び詳細な解説を掲載しています。
  1. トップページ
  2. ITサービスマネージャ
  3. 平成21年度秋季問題一覧
  4. 平成21年度秋季問題16-解答・解説-分析

平成21年度秋季問題

問題16

雷サージによって通信回線に誘起された異常電圧から通信機器を保護するための装置はどれか。

IDF(Intermediate Distributing Frame)
MCCB(Molded Case Circuit Breaker)
アレスタ
避雷針

雷サージによって通信回線に誘起された異常電圧から通信機器を保護するための装置はどれか。

IDF(Intermediate Distributing Frame)
MCCB(Molded Case Circuit Breaker)
アレスタ
避雷針

解答:ウ

<解説>

× IDF(Intermediate Distribution Frame:中間配線盤) は、集合住宅・オフィスビル等で各階等の単位毎に設置される、個宅の「アウトレット」(モジュラージャック等)と主配線盤の間を中継する配線盤のことである。
× MCCB(Molded Case Circuit Breaker:配線用遮断器)とは過負荷や短絡などの要因で二次側の回路(負荷、電路)に異常な電流が流れたときに電路を開放し、一次側からの電源供給を遮断することにより負荷回路や電線を損傷から回避するために用いる装置のことである。
アレスタ(避雷器)は、落雷などによって、配電線、通信・信号線に誘起される瞬間的な過電圧(誘導雷サージ)から、電気機器、通信機器、防災機器などをガードする保護機器である。雷による瞬間的過電圧(誘導雷サージ)による電流を大地や線間に分流させて過電圧を制限し、電子機器や装置を保護し、電路を正常に復帰させる働きをする。
× 避雷針は、地面と空中との電位差を緩和し落雷の頻度を下げ、また落雷の際には避雷針に雷を呼び込み地面へと電流を逃がすことで建物などへの被害を防ぐ装置である。