IT 投資評価
IT データの活用による業務の効率化などを目的として,情報システムへの投資を行うことをIT 投資という。
IT 投資評価とは,IT 投資によって得られた業務改善や効率化などの効果を評価し,IT 投資が適切に実行されたかを確認することである。
IT 投資評価の実施方法には次のものがある。
- 事前評価
- IT 投資によって得られる効果の目標値(効果目標)を設定し,IT 投資を実施するか否かを判断するための情報を,経営陣(上位マネジメント)に提供する。
- 中間評価
- 効果目標の達成状況を評価し,必要に応じて目標を達成するための改善策を検討したり,実施計画と実績との差異及び原因を分析し,投資額などの変更が必要かどうかを判断したりする。
- 事後評価
- IT 投資の効果が明確に現れる時期(通常,IT投資が完了してからしばらく経過した時期となる)と評価に必要なデータ収集方法を,IT 投資を行う前に決定しておき,その時期に合わせて効果目標などの評価を行う。
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