必ず受かる情報処理技術者試験

問題8

ポケットスタディ 基本情報午後・要点整理―即効!7つの知識 (情報処理技術者試験)

再入可能(リエントラント)プログラムに関する記述のうち、適切なものはどれか。

再入可能プログラムは、逐次再使用可能プログラムから呼び出すことはできない。
再入可能プログラムは、呼出し元ごとに確保された記憶領域に局所変数が割り当てられる。
実行途中で待ち状態が発生するプログラムは、再入可能プログラムではない。
逐次再使用可能なプログラムは、再入可能プログラムでもある。

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解答:イ

リエントラント(再入可能)は、あるプログラムが呼び出したプログラムを、他のプログラムがさらに呼び出しを行い、同時に実行できるプログラムのことである。同時,非同期的に呼び出されても互いに干渉せずに動作できる性質をもつ。

× 再入可能プログラムは、逐次再使用可能プログラムから呼び出すことは可能である。
再入可能プログラムでは、局所変数はタスクごとに独立して持つ必要がある。
× タスクは実行状態,実行可能状態,待ち状態の間を遷移するが、これはプログラムの性質とは別のものである。
× 逐次再使用可能なプログラムは、複数のタスクから呼び出された場合の動作は保証していないので再入可能プログラムではない。
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