SLAを策定する際の方針のうち、適切なものはどれか。
ア | 考えられる全ての項目に対し、サービスレベルを設定する。 |
イ | 顧客の要望とコストとの兼ね合いで、サービスレベルを設定する。 |
ウ | サービスレベルを設定する全ての項目に対し、ペナルティとして補償を設定する。 |
エ | 将来にわたって変更が不要なサービスレベルを設定する。 |
SLA(Service Level Agreement:サービス品質保証制度)とは、サービス提供者(プロバイダ)とサービス委託者(顧客)との間で契約を行う際に、提供するサービスの内容と範囲、品質に対する要求(達成)水準を明確にして、それが達成できなかった場合のルールを含めて、あらかじめ合意しておくことである。
ア | × | 考えられる全ての項目に対し、サービスレベルを設定すると莫大なコストが必要になる。 |
イ | ○ | 顧客の要望とコストとの兼ね合いで、サービスレベルを設定する。 |
ウ | × | サービスレベルを設定する上で必要な項目にのみ、ペナルティとして補償を設定する。 |
エ | × | 顧客の要望等によってサービスレベルは変化するので変更が不要なサービスレベルを設定することはできない。 |