図で示したネットワーク構成において、アプリケーションサーバA上のDBMSのデーモンが異常終了したという事象とその理由を、監視用サーバXで検知するのに有効な手段はどれか。
ア |
アプリケーションサーバAから監視用サーバXへのICMP宛到達不能(Destination Unreachable)メッセージ |
イ |
アプリケーションサーバAから監視用サーバXへのSNMPトラップ |
ウ |
監視用サーバXからアプリケーションサーバAへのfinger |
エ |
監視用サーバXからアプリケーションサーバAへのping |
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解答:イ
ア |
× |
ICMP(Internet Control Message Protocol)とは、IPのエラーメッセージや制御メッセージを転送するプロトコルである。決められたメッセージ以外の通知はできない。 |
イ |
○ |
SNMPではサーバで動作するSNMPマネージャと管理対象の端末で動作するSNMPエージェントが様々な通信を行う。平常時には、マネージャが問い合わせや要求などをエージェントに送り、それにエージェントが返信を送ることが多いが、何からの異常が生じた場合などに、エージェント側からマネージャにそのことを通知することがあり、これをSNMPトラップという。 |
ウ |
× |
Finger ユーザー情報プロトコルは、ユーザー情報など人間に纏わるステータスを交換するための通信プロトコルである。 |
エ |
× |
pingは、ネットワーク疎通を確認したいホストに対してIPパケットを発行し、そのパケットが正しく届いて返答が行われるかを確認するためのコマンドである。 |