システム開発の見積方法の一つであるファンクションポイント法の説明として、適切なものはどれか。
ア | 開発規模が分かっていることを前提として、工数と工期を見積もる方法である。ビジネス分野に限らず、全分野に適用可能である。 |
イ | 過去に経験した類似のシステムについてのデータを基にして、システムの相違点を調べ、同じ部分については過去のデータを使い、異なった部分は経験から規模と工数を見積もる方法である。 |
ウ | システムの機能を入出力データ数やファイル数などによって定量的に測定し、複雑さとアプリケーションの特性による調整を行って、システム規模を見積もる方法である。 |
エ | 単位作業量の基準値を決めておき、作業項目を単位作業項目まで分解し、その積算で全体の作業量を見積もる方法である。 |
ファンクションポイント法は、ソフトウエアの規模や開発工数を見積もるための手法の1つである。
ファンクション・ポイント法では開発する業務システムが扱う外部入力などの5種類のデータを拾い上げ,さらに処理の複雑さなどの14項目から定めた補正係数を掛け合わせてファンクション・ポイント数を求める。その上で過去に開発したシステムのファンクション・ポイント数と照合して工数を決める。
ア | × | COCOMOの説明である。 |
イ | × | 類似法の説明である。 |
ウ | ○ | ファンクションポイント法の説明である。 |
エ | × | WBSの説明である。 |