毎回参加者が変わる100名程度の公開セミナにおいて、参加者が持参する端末に対して無線LAN接続環境を提供する。参加者の端末以外からのアクセスポイントへの接続を防止するために効果があるセキュリティ対策はどれか。
ア |
アクセスポイントがもつDHCPサーバ機能において、参加者の端末に対して動的に割り当てるIPアドレスの範囲をセミナごとに変更する。 |
イ |
アクセスポイントがもつURLフィルタリング機能において、参加者の端末に対する条件をセミナごとに変更する。 |
ウ |
アクセスポイントがもつ暗号化機能において、参加者の端末とアクセスポイントとの間で事前に共有する鍵をセミナごとに変更する。 |
エ |
アクセスポイントがもつプライバシセパレータ機能において、参加者の端末へのアクセス制限をセミナごとに変更する。 |
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解答:ウ
ア |
× |
参加者の端末にIPアドレスが自動的に与えられればその端末は無線LANに参加できる。 |
イ |
× |
URLフィルタリングでは接続済の端末がアクセスするURLを制限することしかできない。 |
ウ |
○ |
アクセスポイントがもつ暗号化機能において、参加者の端末とアクセスポイントとの間で事前に共有する鍵をセミナごとに変更する。 |
エ |
× |
プライバシーセパレータとは、無線LANアクセスポイントや無線LANルータの持つ機能の一つで、その装置に同時に接続されている別のコンピュータへの接続を禁止する機能。接続そのものの制限とは無関係である。 |