利用者PCがボットに感染しているかどうかをhostsファイルで確認するとき、設定内容が改ざんされていないと判断できるものはどれか。 ここで、hostsファイルには設定内容が1行だけ書かれているものとする。
hostsファイルとは、DNSより先に参照されるIPアドレスとホスト名を定義したテキストファイルである。
一般にホスト名とIPアドレスの対応はDNSを使って解決するが、hostsファイルの優先順位の方が高いためhostsファイルに記載があるホスト名はDNSに問い合わせることはない。したがって悪意のあるものによって改ざんされると意図しないWebサーバに接続される恐れがある。
多くのOSでは、ループバックアドレスである127.0.0.1と利用者自身を表す特別なFQDNであるlocalhostがデフォルトで設定されている。したがって、エが正解である。