必ず受かる情報処理技術者試験

問題50

ポケットスタディ 基本情報午後・要点整理―即効!7つの知識 (情報処理技術者試験)

エクストリームプログラミング(XP)のプラクティスとして、適切なものはどれか。

1週間の労働時間は、チームで相談して自由に決める。
ソースコードの再利用は、作成者だけが行う。
単体テストを終えたプログラムは、すぐに結合して、結合テストを行う。
プログラミングは1人で行う。

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解答:ウ

XP(Extreme Programming)は、設計書よりもコーディングとテストを重視したソフトウェア開発プロセス(開発工程)である。開発者はいくつかのプラクテイス(規則)に沿って開発を進める。

開発のプラクティスには、次のもの等がある。

  • ペアプログラミング
  • リファクタリング
  • 短時間でのリリース
  • ソースコードの共同所有
  • 継続的インテグレーション
  • 週40時間労働
  • コーディング規約の遵守
× XPでは週40時間労働が推奨されている。
知的作業には週40時間の労働時間が最適である。 特にXPでは、集中力を高めて効果を生む事を重視しているため、心身ともに健全な状態を保つ必要があり、それ以上の労働は適さない。
× XPではソースコードの共同所有が推奨されている。
ソースコードは開発チームの全員で所有権をもってシェアする。
XPでは継続的インテグレーションが推奨されている。
継続的インテグレーションとは、単体テストをパスするコードが完成するたび、すぐに結合テストを行い、問題点や改善点を探す。 少なくとも一日に一回は、結合テストを行う。 また、全体のコンパイルおよび自動テストを行うための継続的インテグレーション用のコンピュータを準備することが推奨されている。
× XPではペアプログラミングが推奨されている。
ペアプログラミングとは、2人1組で実装を行い、1人が実際のコードを書き、もう1人はそれをチェックしながらナビゲートする。
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