必ず受かる情報処理技術者試験

問題13

ポケットスタディ 基本情報午後・要点整理―即効!7つの知識 (情報処理技術者試験)

仮想サーバの冗長化設計における可用性評価に関する記述のうち、クラスタソフトウェアを用いた評価として、適切なものはどれか。

OS、アプリケーション及びハードウェアの障害に対応し、障害時に障害が発生していないサーバに自動的に処理を引き継ぐので、切替え時間の短い安定した運用が求められる場合に有効である。
仮想サーバを停止させずに物理サーバ間で仮想サーバを移動することが可能となるので、メンテナンスなど業務移行の際も含めて業務の停止が全く許容できない場合に有効である。
物理サーバに備わっている機能を利用するので、ハードウェアの障害にだけ対応し、障害時に業務停止が許容される場合に有効である。
物理サーバのリソース(CPU、メモリなど)をブロック単位に物理的に分割し、あるブロックの障害が他のブロックに影響しないようにするので、障害時に業務の停止が許容できない場合に有効である。

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解答:ア

クラスタソフトウェアとは,仮想サーバ環境においてクラスタリングを行うための管理用ソフトウェアです。

ある物理サーバに障害が発生すると,その上で稼働していた仮想サーバが処理を実行できなくなります。この場合に,障害が発生した物理サーバ上で稼働していた仮想サーバを,別の物理サーバ上で自動的に起動して,実行中の処理を引き継がせる機能をもちます。この方法では,仮想サーバの再起動などに多少の切替え時間が必要となる。

クラスタソフトウェアの説明である。
× ライブマイグレーション機能の説明である。
× フォールトトレラントの説明である。
× パーティショニングの説明である。
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