必ず受かる情報処理技術者試験

問題27

ポケットスタディ 基本情報午後・要点整理―即効!7つの知識 (情報処理技術者試験)

B+木インデックスが定義されている候補キーを利用して、1件のデータを検索するとき、データ総件数X に対するB+木インデックスを格納するノードへのアクセス回数のオーダを表す式はどれか。

X
logX
X
X !

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解答:イ

B 木はB 木を改良したもので,記憶領域を効率的に使用するために葉以外は各ノードへのポインタだけを格納し,データは葉のノードに格納します。ポ インタを順番にたどることで,一定の範囲内のデータを取り出すことが容易に なる。B 木を利用したインデックスを,B 木インデックスという。
B 木では,1 件のデータの検索時に,根からスタートしてポインタをたどり,最終的にデータを格納する葉に到着します。根から葉までに経由するノード数
=木の深さがデータ検索時のノードへのアクセス回数となる。
B 木において,葉以外のノードが最大N 個の子ノードをもち,木の深さを d とするとき,データの総件数Xは
X= Nd
で表される。d はN を底とするXの対数であるため,
d = logNX
となる。

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