必ず受かる情報処理技術者試験

問題37

ポケットスタディ 基本情報午後・要点整理―即効!7つの知識 (情報処理技術者試験)

ISP“A”管理下のネットワークから別のISP“B”管理下の宛先へSMTPで電子メールを送信する。 電子メール送信者がSMTP-AUTHを利用していない場合、スパムメール対策OP25Bによって遮断される電子メールはどれか。

ISP“A”管理下の固定IPアドレスから送信しようとしたが、受信者の承諾を得ていない広告の電子メール
ISP“A”管理下の固定IPアドレスから送信しようとしたが、送信元IPアドレスがDNSで逆引きできなかった電子メール
ISP“A”管理下の動的なIPアドレスからISP“A”のメールサーバを経由して送信される電子メール
ISP“A”管理下の動的IPアドレスからISP“A”のメールサーバを経由せずに送信される電子メール

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解答:エ

OP25B(Outbound Port 25 Blocking)とは、ネットワークの境界にあるルータなどの機器で、ネットワーク内から外部のコンピュータのTCPポート25番への通信を禁止する設定のことである。

電子メール送信者がSMTP-AUTH(メール送信時にSMTP(送信)サーバーに対して認証を取る方式。 SPAMの踏み台になりにくく、セキュリティ向上が見込まれる)を利用していない場合,送信時の宛先ポート番号は25 番(SMTP)となる。

OP25B では,ISP 以外のメールサーバを経由する,宛先ポート番号が25 番のIP パケットを遮断(ブロック)する。

× 固定 IP アドレスから送信されているので遮断できない。
× 固定 IP アドレスから送信されているので遮断できない。
× ISP のメールサーバを経由して送信されているので遮断できない。
ISP 以外のメールサーバを経由する,宛先ポート番号が25 番のIP パケットを遮断(ブロック)できる。
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