リーダに求められる機能としてPM理論がある。 P機能(Performance function)が大きく、M機能(Maintenance function)が小さいリーダのタイプはどれか。
ア | 業務遂行能力が不足し、メンバの気持ちにも疎いので、目標達成ができない。 |
イ | メンバの気持ちは大事にしているが、一向に目標達成に導けない。 |
ウ | メンバの参加を促し、目標達成に導くので、決定事項に対するメンバの納得度が高い。 |
エ | 目標達成を急ぐ余り、一部のメンバの意見を中心にまとめてしまうので、他のメンバから抵抗を受けることが多い。 |
PM 理論は,リーダシップの能力が次の二つの機能から構成されているとする理論です。
P 機能が大きいことを「P」,小さいことを「p」で表し,M 機能が大きいことを「M」,小さいことを「m」で表すと,リーダのタイプは次の四つに分類される。
① PM タイプ:目標を達成する力が強く,かつ集団を維持する力も高い。理想的なリーダである。
② Pm タイプ:目標を達成する力が強いが,メンバの気持ちに配慮せず,リーダや一部のメンバの意見を他のメンバに押し付けるので,人間関係が悪化しやすい。
③ pM タイプ:メンバの気持ちに配慮して集団を維持する力は強いが,優柔不断などの理由で一向に目標達成ができない。
④ pm タイプ:目標達成力が弱く,かつ集団を維持する力も弱い。
ア | × | pm タイプのリーダである。 |
イ | × | pM タイプのリーダである。 |
ウ | × | PM タイプのリーダである。 |
エ | ○ | Pm タイプのリーダである。 |