送信側では、ビット列をある生成多項式で割った余りをそのビット列に付加して送信し、受信側では、受信したビット列が同じ生成多項式で割り切れるか否かで誤りの発生を判断する誤り検査方式はどれか。
ア |
CRC 方式 |
イ |
垂直パリティチェック方式 |
ウ |
水平パリティチェック方式 |
エ |
ハミング符号方式 |
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解答:ア
ア |
○ |
CRC方式は、送信側は,伝送データを多項式とみなし,これをあらかじめ決められた生成多項式で除算したときの余りを検査用の符号として伝送データに付加する。受信側は,受信データを生成多項式で除算し,割り切れるか否かで誤りの有無を判断する。 |
イ |
× |
垂直パリティチェック方式は、データ内のビット列に あるビットの数を偶奇分けしてを送信し、受信時に送信時と異なる偶奇の場合、 伝送途中のエラー発生を確認することが可能な誤り検出方式である。 |
ウ |
× |
水平パリティチェック方式は、ブロックごとに、BCC(Block Check Character)と呼ばれるパリティビット列を付加して、データ誤りが発生したかどうかを検出する。 |
エ |
× |
ハミング符号方式は、メモリの誤り制御方式である。2ビットの誤り検出と1ビットの誤り訂正が可能である。 |