メモリアクセスの信頼性を高めるための方式で、データ誤りの自動訂正が可能なものはどれか。
ア |
CRC |
イ |
ECC |
ウ |
チェックサム |
エ |
パリティ |
解答・解説を見る
解答:イ
ア |
× |
CRCは連続して出現する誤り(バースト誤り)の検出が可能な誤り検出方式。連続した誤り検出(のみ)可能。 |
イ |
○ |
ECCは、「誤り訂正符号」の略。記憶装置などからデータを読み出す際、データの誤りを訂正するために本来のデータとは別に付加される冗長なデータのこと。また、そのような機能のこと。高い信頼性が求められるサーバ機などの記憶装置やバス(データ伝送路)に利用される。誤り訂正符号による自動訂正可能。 |
ウ |
× |
チェックサムは、データを送受信する際の誤り検出方法の一つ。送信前にデータを分割し、それぞれのブロック内のデータを数値とみなして合計を取ったもの。求めたチェックサムはデータと一緒に送信する。受信側では送られてきたデータ列から同様にチェックサムを計算し、送信側から送られてきたチェックサムと一致するかどうかを検査する。誤り検出(のみ)可能。 |
エ |
× |
パリティは、2進コードの誤りを検出するために、1の個数が偶数か奇数になるように、余分のビットを付加する方法。 誤り検出(のみ)可能。 |