必ず受かる情報処理技術者試験

問題44

ポケットスタディ 基本情報午後・要点整理―即効!7つの知識 (情報処理技術者試験)

モジュールの独立性を高めるには,モジュール結合度を弱くする必要がある。モジュール間の情報の受渡し方法のうち,モジュール結合度が最も弱いものはどれか。

共通域に定義したデータを,関係するモジュールが参照する。
制御パラメタを引数として渡し,モジュールの実行順序を制御する。
データ項目だけをモジュール間の引数として渡す。
必要なデータを外部宣言して共有する。

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解答:ウ

モジュールの結合度とは、モジュールの独立性を評価する尺度の一つ。モジュール同士がどのような関係で他のモジュールを利用するかによって、6つの結合方法に分類される。内部結合が最も結合度が高く,順に低くなっていく。

結合度 名称 内容
強い





弱い
内部結合 他モジュールの内容を直接参照
共通結合 複数モジュールが共通領域を使用
外部結合 複数モジュールが共通データを使用
制御結合 他モジュールのパラメータを渡す
スタンプ結合 データ構造を決めるパラメータを渡す
データ結合 データパラメータのみの受け渡し
× 共有結合に関する説明である。
× 制御結合に関する説明である。
データ結合に関する説明である。
× 外部結合に関する説明である。

よって、モジュール結合度が最も弱い(ウ)データ結合が正解である。

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