オブジェクト指向プログラムの特徴はどれか。
ア | 計算順序は制御フローではなくデータの流れによって規定される。命令は,入力となるすべてのデータがそろったときに実行可能となる。 |
イ | 計算の制御は命令から命令へ順次渡される。命令間でのデータの受渡しは,“変数”を介するメモリヘの参照によって間接的に行う。命令とデータの定義は分離されている。 |
ウ | データを外部から隠ぺいし,メソッドと呼ばれる手続によって間接的に操作することができる。プログラムは,データとメソッドをひとまとまりにしたものの集まりである。 |
エ | プログラムは,入れ子構造の演算式,関数を表現する命令(演算記号),データによって構成され,“命令実行”に対応するのは“演算式又は関数の値の計算(評価)”である。 |
データに関連する処理手順をメソッドという。また、プログラムは、データとメソッドをひとまとまりにしたものの集まりである。
オブジェクト指向プログラムでは、データとメソッドをひとまとめにし、オブジェクトの実装の詳細をブラック ボックス化している。これをカプセル化という。