昇順に整列された n 個のデータが配列に格納されている。探索したい値を2分探索法で探索するときの,およその比較回数を求める式はどれか。
ア | log2n |
イ | (log2n+1)/2 |
ウ | n |
エ | n2 |
2分探索法は,整列済みの配列から効率よくデータを探索するための方法である。
2分探索法は、整列されたデータの中央の値と対象データを比較し、それより前方にあるか後方にあるかを判断する。
前方にデータがある場合は、前半分のデータの中央のデータと比較し、後方にデータがある場合は、後半分のデータの中央のデータと比較する。
この操作を繰り返すことによって、検索する方法である。
要素数がn個の場合に2分探索法を使った場合の比較回数は,次の式で求めることができる。
平均比較回数 | : | (log2 n)回 | |
最大比較回数 | : | (log2 n)+1回 |
よってアが正解である。