ヒューマンインタフェース設計において,操作の一貫性向上を目的とするものはどれか。
ア |
Undo(元に戻す)機能によって,一つ前の操作状態に戻せるようにする。 |
イ |
ショートカットキーによって操作できるようにする。 |
ウ |
どの画面においても操作ボタンの表示位置や形を同じにする。 |
エ |
利用者の操作に対応した処理の進行状況を表示する。 |
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解答:ウ
ヒューマンインターフェイス設計時の指針となる「ヒューマンインタフェースの8指針」には次のものがある。
1 |
一貫性をもたせる |
画面のレイアウトや表示パターンなどを統一する。 |
2 |
頻繁に使う利用者のための近道を用意する |
よく利用する機能は、それを直接起動するボタンを設ける。 |
3 |
利用者にフィードバックを与える |
操作結果を表示する。 |
4 |
利用者に達成感を与える |
まとまった処理が終了した場合は、終了したことを表示する。 |
5 |
利用者によるエラーの検出と回復を用意にする |
エラー発生時に、エラーの内容や対処法も表示する。 |
6 |
逆操作が可能である |
操作をキャンセルできるアンドゥ(Undo)機能を持たせる。 |
7 |
利用者が主体的に制御できるようにする |
さまざまな設定項目を設ける。 |
8 |
利用者の短期記憶への負担を軽くする |
入力した項目を次に表示される画面で表示する。 |
ア |
× |
「逆操作が可能である」指針に関する説明である。 |
イ |
× |
「頻繁に使う利用者のための近道を用意する」指針に関する説明である。 |
ウ |
○ |
「一貫性を持たせる」指針に関する説明である。 |
エ |
× |
「利用者にフィードバックを与える」指針に関する説明である。 |