必ず受かる情報処理技術者試験

問題10

ポケットスタディ 基本情報午後・要点整理―即効!7つの知識 (情報処理技術者試験)

図に示す構成で,表に示すようにキャッシュメモリと主記憶のアクセス時間だけが異なり,ほかの条件は同じ2種類の CPU X と Y がある。あるプログラムを CPU X と Y でそれぞれ実行したところ,両者の処理時間が等しかった。このとき,キャッシュメモリのヒット率は幾らか。ここで, CPU 処理以外の影響はないものとする。

0.75
0.90
0.95
0.96

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解答:イ

次の手順でキャッシュメモリのヒット率を計算することができる。なお、ヒット率はhとする。

  1. CPU Xの実行アクセス時間を計算する。
    CPU Xの実行アクセス時間 40×h +400×(1-h )
  2. CPU Yの実行アクセス時間を計算する。
    CPU Xの実行アクセス時間 20×h +580×(1-h )
  3. 問題分の「CPU X と Y でそれぞれ実行したところ,両者の処理時間が等しかった」との記述よりhを計算する。
    40×h +400×(1-h ) 20×h +580×(1-h )
    200h 180
    h 0.90
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