ページング方式の仮想記憶において,ページ置換えアルゴリズムにLRU方式を採用する。主記憶に割り当てられるページ枠が4のとき,ページ1,2,3,4,5,2,1,3,2,6の順にアクセスすると,ページ6をアクセスする時点で置き換えられるページはどれか。ここで,初期状態では主記憶にどのページも存在しないものとする。
ア | 1 |
イ | 2 |
ウ | 4 |
エ | 5 |
LRU(Least Recently Used)方式とは、キャッシュアルゴリズムなどで用いられる、置換対象のデータを定める方式のうち、参照されていない時間が最も長いデータを置換対象にする方式のことである。
LRU方式でページ1,2,3,4,5,2,1,3,2,6の順にアクセスすると次の図のようになる。
したがって、ページ6をアクセスする時点で置き換えられるページは(エ)5である。