製造物責任法の対象となる制御用ソフトウェアの不具合はどれか。ここで,制御用ソフトウェアはエレベータの制御装置に組み込まれているものとする。
ア | エレベータの待ち時間が長くなる原因となった不具合 |
イ | エレベータの可動部分の交換を早める原因となった不具合 |
ウ | エレベータメーカの出荷作業の遅延の原因となった不具合 |
エ | 人的被害が出たエレベータ事故の原因となった不具合 |
製造物責任法とは、製品の欠陥によって生命,身体又は財産に損害を被ったことを証明した場合に,被害者は製造会社などに対して損害賠償を求めることができる法律である。製造物責任法によって円滑かつ適切な被害救済が行われる。
ア | × | 身体又は財産に損害を被ったわけではないので製造物責任法の対象とはならない。 |
イ | × | 身体又は財産に損害を被ったわけではないので製造物責任法の対象とはならない。 |
ウ | × | 身体又は財産に損害を被ったわけではないので製造物責任法の対象とはならない。 |
エ | ○ | 身体的に被害が出ているので製造物責任法の対象となる。 |