データの送信側は受信者の公開鍵で暗号化し、受信者は自分の秘密鍵で復号することによって実現できる対策はどれか。
ア | 送信者のなりすまし防止 |
イ | 通信経路上でのデータの盗聴防止 |
ウ | 通信経路上での伝送エラーの発生防止 |
エ | 伝送経路上で改ざんされた部分のデータ復元 |
公開鍵暗号方式に関する説明である。
公開鍵暗号方式では、公開鍵と秘密鍵という2種類の鍵を使って暗号化を行う。公開鍵と秘密鍵はペアになっており、秘密鍵は暗号化されたデータを受信する本人しか持てないが、公開鍵は誰にでも渡せる。
送信者は受信者の公開鍵を使ってデータを暗号化して送る。公開鍵で暗号化されたデータは秘密鍵でしか復号できないため、その内容は受信者にしか分からない。
よって通信経路上のデータの盗聴防止に効果がある。